浅田家

今日アマゾンプライムで”浅田家”という映画を観ました。一人の写真家の目線で描かれた実話をもとにした映画です。一人の子供が親から貰った1台のカメラ。そのカメラから始まる物語。

青年時代の紆余曲折がありながらも、次第にファミリーに焦点をあてた写真を撮り始めそして写真会では有名な賞を受賞する。

その3•11大震災での写真洗いのボランティア。そこで出会った人々。津波で流された人たちの写真を洗い展示し返却していく。時には、ありがとうの賛辞や心に傷を負った人の罵声等を受けながらも、どんどん洗い続け展示していく。

僕はこの映画で人を撮りたくなりました。僕は今まで風景写真しか撮れませんでした。今もです。どこかで人が怖いんです。とても。でも今は凄く人を撮りたい。

自分の大切な友人、大切な人。その人の姿形を写真に留めておきたい。

知っている人もいますが、僕はメンタルの病気を持っています。人と接することや、直ぐに人を疑ってしまう癖があります。常に人の目を気にしてしまう。そして人の気持ちを知りたがってしまう。

こんなこと書くと、また心配されてしまうかも知れません。でも違うんです!僕は今人と関わって辛い思いや苦しい思いを存分に味わっています。その思いを大切にしたい。だから人を撮りたい。うまい写真を撮れる自信はないけれど人を撮りたい!そんな気持ちさせてくれました。